高飛車女と副会長
それだけを思いながら、俺は必死でママチャリをこいだ。

それから約7分後
俺はやっとの思いで聖陽学園に到着した。

前の学校は、校門からしてでかかったし、校門から玄関までの距離がやたら長くていつもイライラしていた。

金持ちの息子のくせに金持ちが嫌いだった俺は、学校でもかなり浮いた。

坊っちゃん穣ちゃんが嫌いだったので、友達を作る気も起こらなかったのだ。

良い奴もそりゃいたし、根っからの悪い奴もいた。

立場だけで人を判断するのもどうかと思うが、あの頃の俺は周りの全てが嫌いだった。

もちろん俺自身も。

普通に憧れた。今も。

聖陽学園の作りは、そこらへんの公立高校よりはでかくて、高級そうだった。

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