怪盗ブログ


「……」


(逃げ道……?)


大貴は黙ったままだ。

一体何の話をしているのだろう。



「おまえは……」


何も答えない大貴にしびれを切らしたのか、会沢藤五郎が再び話し始めたときだった。



背後から口をふさぎ抱えられ、開け放たれた縁側の戸の外へ運び出された。

その主は顔を確認させる暇も与えず、今度は二階の部屋まで一気に跳び上がった。


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