WILL
リーダーの家はまるで殺風景。というか真っ白だ。
いくら隊長(リーダー)といえども、まだ確か19歳の女の子。想像ではもう少し可愛い部屋かと思っていた。

『・・・』

ここに来て1時間が過ぎようとしていた。

リーダー『あったわ。はい食費ね。』

『あ、ありがとうございます。では失礼します。』

とは言っても、もう外は暗い猛吹雪。

ガチャン(ドアを閉める音)

僕は1人雪の世界へ1歩踏み出した。
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