先生愛!~もう1つの片思い~
夕食を食べ終えて、部屋に1人。
部長に提出すべき書類を書き上げないと…
まあ今日は当直だからまだまだ時間があるんだが…
時計をみると7時を回っていた。
昼の事もあるし、
彼女の足の調子も、彼女の機嫌も……
気になるし…
行ってみるかっ!!
そう決心すると、俺の足取りは軽かった。
あっという間に彼女の病室の前…
と思ったら…!!
一人で歩いている彼女を見つけた。
あっ…危ないっ!!
彼女のもとへ走っていき、よろけていた彼女を支えた。
「馬鹿っ!!1人で歩いちゃ駄目だろ!!車椅子使わないと…」
勢いで怒鳴ってしまった。
でも、彼女が心配で…
彼女に何かあったら…
と思うと、俺はとっさに怒鳴っていた。