four leaf clover ~恋人になったお兄ちゃん~
ユウは話を続けた。


「その後、1人になりたくないって言うから、少し一緒にいた。」


「ユウ・・・。」


「でも、それだけだ!俺にはメグだけだ!メグしかいない!」


ユウ・・・ありがとう。


その言葉信じるよ。


「ふっ。やっと言ったな。メグちゃんユウは大丈夫だよ。」


「えっ?」


「さっきまでのは冗談だ。ユウからその言葉を聞きたかっただけだ。」


「・・・・・。」


「あ~、演技するのも疲れるなぁ。」


「ノゾム・・・。」


「じゃあ、俺行くわ!」


私達はノゾムさんを見ていた。


「あっ、ユウ。次メグちゃんを泣かせたら、俺本気になるかもよ?なんてな。」


そんな言葉を言い残して去って行った。




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