ずっと欲しかったモノ~ひねくれgirlの恋~
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いくら拭き取っても
拭き取っても
涙は止まらない。
「あたし…
もしかして…」
手すりから身を乗り出す。
サッカー少年が目にとまる。
「あいつのこと好きだったんだ…」
あたしは
自分の腕に目を埋める。
「こんな気持ちに気付いたって
もう遅いんだよ。
紫苑のものになっちゃったじゃん!!」
あたしは
思いっきり泣いた。
何回涙を流しても
何回大声で叫んでも
あたしの苦しみは
なくなってはくれなかった。
「ねぇ
あたしのこと
どう思ってたの??」
サッカー少年なんていないのにさ。
こんなこと聞いてどうすんの??
って感じ??