ふるーつみっくす



「ゆりかちゃん、相談あるんだけど…」

そうゆれて
放課後一緒にマックへいった



「実はね…」

よしこちゃんの目から
一滴の涙がこぼれた

これは
ただ事ではないとわかった

「大丈夫?どうしたの?」

ハンカチを差し出すと
ありがとうといって
少しして泣き止んだ

「ゆりかちゃんにしか言えなくて…」

そういってスクバの中から
英語の教科書を取り出した

別に変わりない、
あたしと同じ教科書

「教科書がどうかしたの?」

よしこちゃんは
教科書に挟まれた紙を取り出した



[まぢきもいんだけど〜
ありえないから学校こないで]


見覚えのある字

「昨日ね、教科書忘れたから
教室にもどったの」

「そしたら…」

また涙を流すよしこちゃん。

「これ、千絵の字だよ」

びっくりするよしこちゃんの
瞳は揺れていた。

なんで?
そう呼びかけていて
信じたくないような瞳だった

「でもうち、なんもしてない!!」

確かにそんなに話しているところを
見たことない

「大丈夫よ、よしこちゃん」

コクリと頷く

「あたしに話してくれてありがとう」
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