続・教師×生徒【恋愛物語】
玄関に入るなりお互いの存在を確かめ合うかのように熱い熱いキスをした。


「菫…愛してる…。」


夢の中にいるような感覚に陥ってたあたしはお姫様抱っこで部屋にあがった。


「あたしも愛してる。慎吾をもっと感じたい…抱いて…。」


普段言えないような言葉を口に出して少しだけ恥ずかしくなったけど、あたしの本心だった。


「俺も菫を感じたい。」


そう言った慎吾はあたしをソファーの上に押し倒した。


激しいキスに意識が飛んじゃいそう…


絡み合う舌の音と、慎吾の少し荒い息づかいと、あたしの甘い吐息だけが響く部屋はオレンジ色の夕陽によってものすごく幻想的。



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