運命

-出会い-
さて、もうすぐ夏休み！浮かれ気分な私は、親友の高木志帆(たかぎ しほ)とわいわい騒いでいた。
すると、そこに私たちの声が聞こえてきたかのように私たちのもとへ笑顔で走ってきた。
『憂！！どしたの？そんなに走って！』
この憂と呼ばれている少年は、私達の親友でもあり幼なじみでもある城崎憂(しろさき ゆう)である。
『おい、今度の日曜日にさ叔父が別荘貸してくれるって言うしさみんなで行かねー？』
憂の叔父さんは、岐阜に別荘を持っているのだ。昔は、私達の家族と憂の家族で行ったものだ。
『別荘かー!!憂ん家の別荘行くのも久々だし行く？？』
『だよねー！じゃぁ行こうょ！』
と言うことになり私達と憂とその他２人を連れて憂の別荘に行くことになったのだ。

まさか、あんな事を聞かされるとも知らずー。