神人~神人になった理由~
バースは伸びて来る刃を見ながら思った。
(このまま死のうか…)
憧れていた全ての神人に裏切られた。大切な人が死んだ。自分が殺したと疑われた。
こんな世界で生きていけるのか。きっと辛く苦しいだろう。
「死んでしまえ!神人!」
次の瞬間、男の首が飛んだ。
「……」
気付けばバースが受話器を剣に神化し、男を殺していた。
バースは男を見ながら漠然と思う。
「そうか…全て壊せばいい」
間違っているものを全て壊し、自分の力だけでこの世界を守る。
「神人なんて偽善者いらない」
バースの中で何かが弾けた。
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