歩いてきた道…正しかったのか間違えだったのか
彼は「結婚しよう」とは言ってくれなかったけど、私の母が責任取らなきゃだめだよって一言ゆってくれたおかげで結婚を決めてくれた。でもそんな隠し事が多い私が、幸せになれるわけもなく、妊娠四ヶ月目のある日彼がこう言った。「俺には二人も守っていく自信ない。別れて下さい」今更??子供は育っていくのに責任放棄されても困る。彼の気持ちは変わらず、私の父と母は「頼りない人と結婚してもいつか壊れてしまうんだから結婚はやめて子供も降ろしなさい」って慰めか諦めか。結局婚約破棄。子供も降ろすことにした。一人で育てることも考えたけど、18歳とゆう若さで子供を育てる勇気も力もなかった。妊娠五ヶ月にもなれば普通に降ろすことができないため、薬で陣痛を起こし流産とゆう形で降ろすことになった。降ろすのも別れるのも簡単だけど授かった命が…。悲しみに暮れる毎日。母は「産まれてこないほうが幸せな子もいるんだからあなたが一生懸命生きればいいんだよ」っていってくれた。本当に産まれてこなかったほうがよかったのか今でもわからないし、この先も一生答えは出ないと思う。
それからは少しでも気を紛らわせるために責任がある男にお金を使わせるため風俗に逆戻り。日々仕事仕事で楽しいなんて幸せなんて思えなかったけど男がお金を私のために使っている姿を見て、優越感でいっぱいだった。でもそれは幸せじゃない。幸せになりたい。空っぽな私の心に一つ、求めるとゆう気持ちが加わった。お金があっても残っていかない。そんな生活から抜け出したい。そんな時たまたま中学の時からの知り合いのN君と遊ぶことになった。「またいつもと同じカラオケ行ったりドライブしたりだろうな」と思いつつ女二人男二人で遊んだ。そこにいた今思えば私の心の穴を埋めてくれた人。Y君との出会い。偶然か運命か一生わからないと思うけど少なくても今は運命の人、運命の出会いだと思っている。Y君は特別カッコイイわけでも優しいわけでもなくでもカッコ悪いわけでもない。ただどこか冷たくてどこか温かかった。あまりしゃべるほうではないのに一緒に居るとなぜか落ち着いた。その運命の日からみんな意気投合し、二日間も連続で遊んだ。第二の運命の日の三日目。舞台は夏祭り。私は他の男友達とお祭りに来ていた。そして私の携帯の着信音がなった。知り合いのN君だった。同じお祭り会場にY君と居るとゆう。私は真っ先に友達と向かった。
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