もう君がいない

倉庫





『・・・ん』

どこ?ここ。。

薄暗くって、煙草臭くって大体のものが黒い。
あたしの部屋と病院じゃないのは確かだ・・





「あっ、目ー覚ました?」


この人確か




『総司・・さん?』



「覚えてる?君、倒れたんだよ?」

倒れた?
あたしが?

「ん~、何かね疲労?だっけ? それと睡眠不足と栄養失調だってさ♪」

『翔さんも・・』


そっか。。
だから倒れちゃったんだ
健人がいなくなってずっと喉通らなかったもんね。
夜も泣いてたし。。




『ごめんなさい』

あたしが今使ってたベットは誰かのだよね?

『あたし、どのくらい寝てました?』




「ん?約3日」







『・・・はぃ? そんなに?』

ってことは、今何日?

「今日で4月1日だネ♪」

『・・・・・・・ホンとにゴメンなさい』

3日もベット使っちゃった。。



「大丈夫だよ、劉ならどこでも寝れるから」



『劉埜さんのベットなんですね。。』

劉埜さん・・・。
ん?

『あの、今劉埜さんは?』





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