星の旋律、砂の音色

「そんな風に人を想えるっていいな」



砂野が私の話を聞いて呟いた。

その表情に少し寂しげな雰囲気が流れた。



「何で?砂野にだって想える人、現れるよ」

「だといいけどなー俺、バカだからさぁ」



いつの間にか寂しげな表情はなくなって、

すねた少年みたいな顔になってる。


気のせいだったのかな?



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