契約の恋愛
時間が刻一刻と迫っていく。
璃雨は壁に掛けてある時計を鋭く見つめながら、深いため息を吐いた。
問題は何も解決してないけど、こっちの問題も片付けないといけない。
ケータイを手に取る。
そう。紀琉に電話するんだ。
要件は…雪葉の提案で実地される事になった土曜日のダブルデートについてに決まっている。
ダイアルを押しながら、紀琉が土曜日空いていなかったら助かるな、と恋人らしくない事を思う。
紀琉とはあのキス以来会ってないし、まともなデートすらしてない。
だから、ダブルデートがはじめてのデートになるとしたら、それはそれで恥ずかしい。
璃雨は壁に掛けてある時計を鋭く見つめながら、深いため息を吐いた。
問題は何も解決してないけど、こっちの問題も片付けないといけない。
ケータイを手に取る。
そう。紀琉に電話するんだ。
要件は…雪葉の提案で実地される事になった土曜日のダブルデートについてに決まっている。
ダイアルを押しながら、紀琉が土曜日空いていなかったら助かるな、と恋人らしくない事を思う。
紀琉とはあのキス以来会ってないし、まともなデートすらしてない。
だから、ダブルデートがはじめてのデートになるとしたら、それはそれで恥ずかしい。