先生×自分×男子
三十分くらい経って…


「僕は、女性が途切れたことないんですよ」


「へぇ…。それは良かったですね。貴方の笑顔でイチコロだったんでしょうね」



皮肉を言った。


「ふふ。…でも君みたいな女の子…初めて」


ニッコリ笑いながら言った。


「それは、そうでしょうね」


「馬鹿校に来てもね」
ぴくっと自分の指が止まる。



「…チェックメイト」

自分の勝ちだ。


「強いねぇー」

「…じゃ。歯ぁ食いしばって下さいね?」


自分は、殴ることはやめて平手打ちにした。


―パンッ―

「今回は、平手打ちにしました。けど、次は殴ります」



立ち上がって、職員室を出ようとした。
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