幕末恋々
「一刻も早く見つけ出す。総司、行ってくれ。」








「はい。」







土方さんにそう言われ沖田さんは部屋から出て行った。










「ねぇ?土方さん、もし・・・山南さんが帰ってきたらどうなるの・・・・?」











私は一番気になっていた事をそっと聞いた。










「・・・切腹だ・・・・。」









土方さんはそう言うと筆を持ち何かを書き始めた。








「そ・・・んな・・・そんなの酷いよっ!!士衛館の頃からの仲間なんじゃないのっ!?それなのに・・・・」








私がそこまで言うと・・・
< 224 / 431 >

この作品をシェア

pagetop