幕末恋々
第6章

土方家の人々

お風呂から上がるとなんだか中が騒がしい。






どうしたんだろう・・・?





私は不思議に思いながら部屋の中に足を踏み入れた。






すると中はどんちゃん騒ぎ。





一体どうしたんだろう・・・・?





私はそんなことを思いながら土方さんの隣に腰を下ろす。







「いったいどうしたんですか?このどんちゃん騒ぎ・・・。」







「あぁ、佐藤家の人間と土方家の人間が俺らが帰ってきたって聞いて駆けつけてきてこの騒ぎだ。」









土方さんはそう言いながら私のまだ少し濡れた髪を手拭いで拭いてくれる。







すると後ろから






「おい、トシお前が言っていた娘ってのはこの子か?」






そんな声が聞こえる。







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