幕末恋々
「ふっトシも意地っ張りだな。本当はお前が一番可愛いと思っている癖に。」









勝っちゃんはそう言うと笑い出した。










「なっ!!」








「ん~・・・」








恋が少し声を出し動いた。









「あっ!馬鹿勝っちゃん声出けーよ。恋が起きちまうだろうが!!」












俺は勝っちゃんにそう言った後恋の方をそぉ~っと見た。








「すーすー・・・」







恋は何とか起きなかった様だ。
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