バツイチ上司の本気の恋2
部長がポケットからあるモノを

出してきた。

それは指輪だった。

「左手貸して。」と手を差し出すと

左手の薬指に指輪を付けてくれた。

サイズがピッタリだった。

「青木に聞いてもらっていた。」と

テレながらくれた部長に抱きついた。

「きちんとしたものは、今度渡す

言葉と一緒に。今はこれで我慢

して欲しい。」と言われた。

私はこれでいいよ。

これで十分だよ。

私たちは部長のマンションに戻り

甘い夜を過ごしました。
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