Secret Prince
そんな俺の心境を、レーダーか何か使って察してか、
助け舟が現れた。
さっきまで俺と一緒にいた奴だ。
























「昨日、藍斗と喧嘩して意気投合しちゃって、
 夜、一緒に寝たんですよぉ。
 んで、その時にちょっと情事を・・・・・。
 ・・・・・・・・・・って、朝からそんな話、
 させないでくださいよ、雅先輩ー。」




「あはは、あの声、凪だったんだ。
 ふふ、まぁ良いや。
 凪に免じて、この件は見逃してあげる。
 あぁ、たぶん、俺の部屋までしか聞こえてないだろうから、
 心配しなくても大丈夫。」


























少々、凪のプライドが犠牲になったような気もするが、
まぁ、何とかごまかせたみたいだな。
俺は、心中で凪に「ご愁傷様。」と呟きつつ、
洗面所の順番を代わってもらった。
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