Secret Prince
「で、・・・・・・・話はそれだけ?」





そろそろ、俺も眠気が限界だ。
さっき、ビオラの魔力に充てられたからか、
無意識のうちに疲れが全身に広がってきていた。






























俺に対しては、ビオラの魔力は優しい、んだと思う。
まるで、我慢しなくて良いよ、と言わんばかりに、
俺がホッとするような、仄かに甘く温かいオーラが、
俺を包み込んでくれる。
きっと、魔力の形を変化させたんだろう。
そんな所にも、ささやかな気遣いを感じて、
俺はますます脱力してしまうんだ。




































「それだけ、・・・・・・・だよな。」


「あぁ、思ったより呆気なかったけど。」


「ビオラのおかげ、・・・・・だろうね。
 ・・・・・それじゃあ、おやすみ。」



「「「また明日、な。」」」
























「あぁ、・・・・・・・おやすみ、皆。」




俺は、そう言って、その場を後にした。
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