何度でも Lovin' you!~season 1~
『だってここ、駅から近いし、スーパーもコンビニも近くにあって便利だと思ったから』
確かに私もここに入るのにそれが決め手だった。
『それで昨日、帰る時に隣の部屋が入居者募集になっていたから、不動産屋に直行して契約したというわけ』
それにしても、引っ越すの…早すぎない?
あいつは相変わらず、私を視界の中に捉えたままで、
『なーんて、そんなことは、どうでもいいこと…
本当は、優季の側にいたいから…』
えっ…
それ…
どういうこと…?