浮気心に春爛漫
奈々子の声で我に返ると、


そこは図書館。




祐太達の席の前。



祐太が驚いて顔をあげて奈々子をみた後、


あたしに気づいて下を向いた。





下向かないでよ!!!!!!!



全部本当ってことじゃん…。




「ちょっと話あるんだけけどいいかな。」



「…いいよ。」



祐太はあたし達についてきた。



さっきの子はちょうど席を外してて。




あたし達は図書館を出て中庭へ向かった。
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