ワガママな弟







廉はあたしが
泣きやむまでずっと頭をなでてくれた。





そんな廉になぜかあたしの心臓は
ドキドキしっぱなしで。




それが何でかわかんなくてまた嫌んなって。



結局あたしが廉を解放した頃には
もう外は真っ暗だった。





「廉…もう大丈夫。…ありがとね。」



「…ん。ほんとにわりぃな…。」




それだけ言ったら廉は
部屋を出て行った。




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