ワガママな弟
その後
‘何で言わせてくれないの’って
聞いたら
「その時が来たらな。」
と言って絶対教えてくれなかった。
「そう言えば結華もうすぐ誕生日だよな?」
あたしが元気なのを見て
廉はまたいつもみたいに戻ってしまった。
それを見たあたしは安心したのか
残念なのか分からない気持でいっぱいだった。
「うん。
それがどうかした?」
「青のドレスと白のドレスだったら
どっちがいい?」
そこは
「白でしょ!!
何ドレスでもくれるの?」
「う~ん。知り合いが
パーティーするって言うから。
一緒に行くか?」
「うん!!」
以前なら自分に興味のあることしか
誘いに乗らなかったあたしなのに。
「って言うかあんた知り合いが
パーティーってどういう…」
「知りたい??」
そう言って廉は
すんごく妖しい笑みを浮かべる。
それを見ると
「い…いいです。」しか言えない…。