恋愛磁石
3.

小さな転機?




「――未来ちゃん!」



いつものように部活をサボって、
帰ろうとしていたあたしを呼び止める声。


振り向くと、教室のドアの前に立って手招きしている女の子の姿が見えた。



「…誰だっけ」



小さく呟いたあたしは、カバンを持ってそのこの方へと向かった。






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