恋愛磁石



「あ、お姉ちゃん。おかえりー」



制服を脱ぎ捨て、ジャーシとTシャツに着替えて部屋を出る。

それと同時に、隣の部屋から美沙が顔を出した。



「ただいま」



そう答えて顔を上げると、彼女は大きな目を細めて
「部活、お疲れ様だねっ!」と微笑んだ。



この笑顔を見るたびに思う。

………あたしと美沙は、似ていない。







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