バツ1子持ち、それでも大好きだよ先生!《あれから〜6年が過ぎて》
廉人はパパとママのお迎えに大喜びをして帰って行った。




「ママ僕たちもお出掛けしたい。


廉人、今からくるくる回るお寿司食べに行くんだって、


僕も行きたい。」




そう言えばずっと外食してなかったっけ。



「ママ私もお寿司食べたい。」



「夕顔もお寿司でいい?」



「私は何でもいいよ。」



「一輝私たちも回転寿司に行こうよ。」



『はい、はい、何処にでもお供しますよ。』



「一輝支払いはよろしくね。」




『は〜い。支払いは俺なの?

あの少ないお小遣いから出す訳? 』




だって私給料前で財布に1000円しか入っていない。



すると、健太郎が自分の部屋に戻り貯金箱を持って来た。



「ママ僕のお金使っていいから。」



貯金箱を振ってお金を出そうとする健太郎。



貯金箱から5円玉が飛び出した。



「ご、5円 !」



美憂が大笑いする。



「だってこの前お菓子かちゃったから、


なくなっちゃった。」



健太郎の気持ちだけで充分だよ。







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