バツ1子持ち、それでも大好きだよ先生!《あれから〜6年が過ぎて》
分かってるよ。そんな事。



でもね。でもね。どうにかしてやりたくなるんだよね。



廉人が私に甘えると健太郎が焼きもち妬く。



その辺が一輝とそっくり。


健太郎の仕草とか癖、寝顔もミニ一輝って感じ。



「健太郎どうしたの?抱っこして上げようか?」



ニコって笑って抱きつく健太郎。



一輝が、『俺も。』



「パパは駄目。ママは僕のだから。」



一輝が剥きになる。



『健太郎それは違う。ママは俺のだから覚えて置け!』




きょとんとして一輝を見る健太郎。



一輝子供に本気になるなよ。



「沢田って全く成長してないんだ。」



この声は彩夏?



「彩夏どうしたの?仕事こんなに早く終わったの?」


「違う、早めに帰らせて貰ったの。


ずっと廉人華に預けぱなしだったから。


それに啓太ももうすぐ帰れるみたいだからね。」



「良かったね廉人。パパとママと一緒に帰れるね。」


廉人が笑顔になる。



私も嬉しい。







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