バツ1子持ち、それでも大好きだよ先生!《あれから〜6年が過ぎて》
マンションに戻ると健太郎が高熱でぐったりしてる。
病院は休みだし、カオリさんに話すと、
「今勇斗に連絡したら、小沢君がこっちに向かってるから、安心して待ってろって言ってた。
だから大丈夫だと思う。」
『そうなら良かった。カオリさんは華が何処に行ったか知ってますか? 』
「え、まぁ何となく勇斗から聞いていたから、
でも華、勝手に暴走してしまうし心配なのね。
一輝さんに何も話してないんでしょ?
あれだけ一輝さんに話しなさいって言ったのに。
本当にごめんなさい。」
カオリさん謝らないで下さい。
『俺は、華が俺に話さない事を怒ってるじゃないんです。
華のしてる事は一時の同情に過ぎない。
逞君の力になりたいのも分かるし、
助けてやりたいのも分かる。
たけど、家族ではないからずっと一緒にはいてあげられない。
逞君、今華といる時はいいけど、
多分華から離れられなくなると思う。
逞君がもっと辛い思いをすると思うんだ。
中途半端な優しさはよけいに逞君を傷つける事になるんだよ。』
病院は休みだし、カオリさんに話すと、
「今勇斗に連絡したら、小沢君がこっちに向かってるから、安心して待ってろって言ってた。
だから大丈夫だと思う。」
『そうなら良かった。カオリさんは華が何処に行ったか知ってますか? 』
「え、まぁ何となく勇斗から聞いていたから、
でも華、勝手に暴走してしまうし心配なのね。
一輝さんに何も話してないんでしょ?
あれだけ一輝さんに話しなさいって言ったのに。
本当にごめんなさい。」
カオリさん謝らないで下さい。
『俺は、華が俺に話さない事を怒ってるじゃないんです。
華のしてる事は一時の同情に過ぎない。
逞君の力になりたいのも分かるし、
助けてやりたいのも分かる。
たけど、家族ではないからずっと一緒にはいてあげられない。
逞君、今華といる時はいいけど、
多分華から離れられなくなると思う。
逞君がもっと辛い思いをすると思うんだ。
中途半端な優しさはよけいに逞君を傷つける事になるんだよ。』