バツ1子持ち、それでも大好きだよ先生!《あれから〜6年が過ぎて》
勇気の言ってる意味が全く分からなかった。




学校へ向かう中満那人は何も話さない。



今日から帰りは河上先輩と帰るんだった。



私は二人に、「勇気君満那人君、私ねテニス部の河上先輩と付き合う事にしたの。

だからもう帰りは一緒に帰れないからね。」




満那人が凄く驚いて、『嘘、何で俺たちに黙って決めたんだ。』



満那人怒ってる。



『夕顔本当なのか?』



今度は勇気に睨まれた。



何よ、二人して怖い顔して。



『あり得ない。夕顔勝手に決めるなよ。』



いつも話さない満那人が怒り口調で言う。



「満那人君何でそんな言い方するの?


私たちは友達でしょ?


友達の私に彼氏が出来たんだよ。


喜んでくれてもいいのに何で怒るの?」



『そんなの当たり前だろう。怒れるに決まってるじゃないか。』



何で?



『夕顔が好きだから。』



満那人がサラッと言った。



え、えぇ!







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