バツ1子持ち、それでも大好きだよ先生!《あれから〜6年が過ぎて》
満那人はいつも冷静なのに今回は俺より熱くなってる。



満那人落ち着けよ。



そんなに焦ったら駄目だ。


河上に会う前から満那人は怒ってる。



『なぁ、勇気何で河上は夕顔に目をつけたんだ。


同じテニス部でも男女別たよな。


それに河上2年だし、夕顔と顔会わす事あるのか?』



「俺も詳しくは分からないが、男女一緒に練習したりするらしい。


クラスのテニス部の女が言ってた。


夕顔はあの容姿だしかなり目立つらしい。


男子の先輩たち皆夕顔狙いらしいぜ。」




そんなあり得ない。



俺たち二人で夕顔守り切れない。



なんて弱音を吐く満那人。


俺は満那人の背中を思い切り叩いた。



「満那人何弱気になってる。河上と夕顔が付き合ってもいいのか? 」



『それは駄目!』



「だったら弱気になるな!当たって砕けろだ。」



おう、当たって砕けたら駄目じゃないか(笑)。







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