バツ1子持ち、それでも大好きだよ先生!《あれから〜6年が過ぎて》
俺と満那人は河上に会いに行くことにした。




河上の化けの皮をはいでやる。



あんな男に夕顔を渡してたまるか!



夕顔も夕顔だなんで、河上にコロって騙されたりするのか。



夕顔らしくない。



俺はそんな夕顔が腹だたしかった。



あんなヤツに簡単に騙された夕顔に怒れた。



たけど、今は河上にあってアイツの真意を確かめたい。



いつも物静かな満那人も今回ばかりは苛立ってる。



『勇気早く河上のとこに行くぞ。


俺河上の事殴るかもしれない。』



「おい、血迷うなおちつけ。


まだ夕顔は付き合ってる訳じゃない。


今ならまだ間に合う。」




『勇気本当に大丈夫か?』


「大丈夫だよ。俺たちはどんな事しても、


夕顔を守るんだ。」







< 143 / 228 >

この作品をシェア

pagetop