バツ1子持ち、それでも大好きだよ先生!《あれから〜6年が過ぎて》
部室を開けようとしたら、先輩が泣きそうな顔で出て来た。




私は慌て今日一緒に帰りましょうと言っていた。



将一君泣いてるの?



将一君が私を見て、『部活終わったら着替えて待ってて。』




将一君はそう言って更衣室に入って行った。



将一君のテニスをする姿はやっぱり素敵。



「ねぇ、夕顔も河上先輩狙い?」



へ、先輩狙い?



狙いなのかなぁ?



「友佳さんは河上先輩が好きなの? 」




「まぁね。夕顔、さんつけなくていいから、


河上先輩の彼女になれたら最高だな。


でも、先輩本気で付き合わないみたいだしね。


まぁ、私遊びでもいいけど。」




友佳さん遊びは駄目でしょ!



将一君ってどんだけ遊び人なんだよ!



私の事も遊びなの?



なんか段々不安になって来たよ。






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