バツ1子持ち、それでも大好きだよ先生!《あれから〜6年が過ぎて》
あんなに嫌だった河上と何故か一緒に飯を食ってる。



「これ上手い、凄く上手いです。おかわりしていいすか?」



『好きにしろ。』



華が笑っている。



「将一君沢山食べてね。」



『華余分な事言わなくていい。』



「はい、はい。」



『はいは一回でよろしい。』



「パパ、先生みたいだ。」



『健太郎パパは先生だから。』



「うん、でも家ではパパでしょ?」



『ああ。』



河上が飲んでいた味噌汁を吹き出した。



『河上汚いぞ!』



「すみません先生。」



『分かればよろしい。』



「一輝どうしたの?話し方変わってるよ。」



『いいんだよ。今日はこれで。』



「パパ緊張してる? 」



『何言ってる何で俺が緊張しなくちゃいけない。』



「だってパパお箸反対に持ってるよ。」



『夕顔、一々うるさい。今日はこれでいいんだ。』



みんなが笑いだした。



「一輝の負けね。」



『華俺に逆らう気?』



「いえいえ滅相もごさいません。先生に逆らうなんて!」



華笑い過ぎだぞ。






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