紙ヒコーキ



『知ってた?本当はこの紙ヒコーキ君に宛てたラブレターだったの。』


君は笑いながら言った。
16才だっあの頃の僕らにはまだ支えきれない
現実でいっぱいだったね

信じていたから今があるのかもしれないよ。

愛していたから
愛したから
僕らは通じあえたのかもしれない





< 2 / 135 >

この作品をシェア

pagetop