オオカミいっぴき。~クールな不良と甘々❤ラブ!~




そしてなぜかあたしを挟むようにふたりが両側に座ってお昼ごはん中。




ちょっと……いや、ずいぶん……




……非常に、気まずいです。





「怒らんといてや、ただでさえ見た目怖いんやから」

「……怒ってねえ」

「怒っとるやん。イライラしとるとき耳のピアスいじるんクセやで?」




藤岡くんは朝のアレからずっと眉間にシワよりっぱなしだし、

篁くんの言うとおりピアスひっかいたり触ったりしてる。




ていうか……クセまで知り尽くしてるふたりの関係ってやっぱりなんなの。





「俺、絢のためにココ来てんけど、斎に会うんも楽しみやったんやで。そんな扱いせえへんといてやー親友ー」

「んな取って付けたみてーな友情いらねぇから。近づいてくんな」




そう言って腕を伸ばして篁くんのおでこを押す。




藤岡くんと話すために篁くんが身を乗り出すようにあたしのほうに近づいてくるから、
あたしはそのたび藤岡くんのほうに寄るんだけど、もうスペースがない。




近づいてくんなって、あたしにも言っているんですよね、すいません……。




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