オオカミいっぴき。~クールな不良と甘々❤ラブ!~
べ、勉強。
勉強しよう。
忘れてやる、アイツのことなんか。
こんなわけわかんない痛みも、忘れてやる!!
そう意気込んで教科書開いたはいいものの、ああダメだわかんねえ。
……アイツがいないとわかんねえって、どんだけ甘えてたんだあたしは。
「彼は……だからこの彼って誰だっつーの」
「Tomじゃないの?」
――頭上から降ってきた声に、アイツかと思って顔を上げれば
そこにいたのは、絢だった。