オオカミいっぴき。~クールな不良と甘々❤ラブ!~
……関係……ない……けど、さぁ。
「……付き合ってやれよ」
あたしの発した言葉に合わせて、ふたりの会話が途切れる。
バ会長が振り向いてあたしを見つめてきた。
「別に……断る理由もないだろ。あたし1人で帰るし、今から行ってくれば」
自分でもなんでこんなこと言ってるんだか、わかんねえ。
でも今すげーむなしいっていうか、悲しい。
そのひとが怜さんの友達だからとか、絢みたいでかわいいからとかもあるけど。
そんなことなんかよりも、だって。
いくらずっと探してたからって言っても。
――普通、隣に女いたら声かけてこないだろうが。