オオカミいっぴき。~クールな不良と甘々❤ラブ!~
――次の日、あたしはアイツを徹底的に避けた。
ケータイは電源を切って、朝は早く登校して、昼休みは教室から逃げた。
すると放課後、げた箱に何枚かのプリントが入っていて。
よく見てみれば、それはテストのヤマを張ったモノだった。
書き込みすごくて……すっげえ詳しいやつ。
名前なんて書いてないけど、文字見ればすぐわかる。
「……バカか」
自分も勉強しなきゃいけないはずなのに、こんなん。
別に、いいのに。
……なんて思ったけど。
「だからバ会長なんだよ、ばぁーか……」
その優しさに口元が緩むのを抑えられなかった。
テストとか嫌だけど、
ちょっと、やる気でた。