オオカミいっぴき。~クールな不良と甘々❤ラブ!~



――ぐるぐる悩んで、結局何もしないまま放課後。



絢のニヤニヤがあまりにもひどいので、不思議に思って聞いてみた。



「どした絢。ごきげんだなー」



するとぱあっと笑顔をさらに輝かせてひとこと。



「今から藤岡くんの家でパーティーなのー」

「……何ッ!?」



藤岡ン家!?



聞き捨てならない言葉に藤岡を睨みつければ、訝しげに睨み返される。



「……コイツん家でか?」

「? うん!!」



満面の笑顔でうなずく絢に軽くめまいを覚えた。

なんでこんなに危機感がねぇんだ。

いや、そんなとこがかわいいのは確かなんだけど。



とりあえず藤岡に牽制だ。



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