オオカミいっぴき。~クールな不良と甘々❤ラブ!~
すっげえ驚いた顔が、徐々に赤く染まっていく。
息するのも忘れてそうだ。
なんでそんなに驚く。なんでそんなに赤くなる。
あたしにまで移るだろうが。
「い……言えねーから、とりあえず、代わり」
とりあえず至近距離でそう説明する。
するとヘナヘナとその場にへたり込んで。
「……ほんとやめてよ、もー……」
翼ちゃんわけわかんない、と付け足して顔を手で覆った。