オオカミいっぴき。~クールな不良と甘々❤ラブ!~
がっくり肩を落として、しゃがみこむ茶髪を見下ろして後悔。
……そ、そんなにイヤだったのか。
欲しい言葉は言わねーわ、余計なことはするわ、最悪だあたし。
何してんだあたし。
急いでしゃがんで同じ目線になって、肩をたたく。
「わ……悪ぃ。そんなに嫌がられるとは……うわッ!?」
思わなくて、と続けようとした言葉は、
目の前の茶髪の口の中に吸い込まれた。
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