・゚+俺ギミック+゚・





『美羽ちゃ〜ん。
花火なくなっちゃうよーっ』






「あ、はいは〜い♪」





美嘉先輩から花火を受け取り
花火の減らし作業に取り掛かる









先輩と私で一回ごとに6本ずつ
やっていたおかげか花火は思ったより早く減った









そろそろだよ…陸っ。







目を合わせ、陸の首が縦に
ふられたことを確認する









『…いでででで。

は、腹がいてぇー;;』




お腹を抱えて痛そうにかがむ陸
(演技)







「大丈夫!?陸っ」




そんな陸に近づき心配そうに手を背中にのせる
(これも演技)







『あぁ。部屋で休めばよくなる
かも…』







『じゃあ、休んでからきなよ♪』




笑顔で花火を振っている先輩







「あたし、陸を部屋までおくって来ますねっ」






『いってら〜♪』






手を振ってくれている先輩







よし、作戦成功!!

さっ、早くぬけなきゃ♪








演技したまま歩きだす私と陸








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