掻きむしり
とりあえず、俺は奴らがいなくなるまで森の奥に潜む事にした。
そう決めて5分位歩くと手頃な穴を見つけた。
俺はここで隠れる事を決意した。
隠れる事2分…。奴らの足音が少しずつ近くなってきた。
そして足音が今俺の上で止まった…。
早く離れろ、早く離れろ…、念仏の様に俺は何度も心の中で唱えた。
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