労働の価値 その2
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では商品では、
どんなふうに、
収まるのか。

交換していくあいだでは、
いろんな商品を、
持ち主から持ち主へと渡していく。

自分では使いみちがなくなった持ち主から、
それの使いみちをみいだしている持ち主へ。

それはまるで、
ひとの集まりというひとつの「生き物」が、
栄養を食べて、
フンをするかのようである。

「食べて 出す」。

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