先生がくれたもの~運命に導かれて~

危機―純―



オレは電気1つ付いてない医務室のソファで横になっていた。


目を開けても、真っ暗で何も見えない。


まるで、出口の無い闇の中で取り残されているようだった。


ふぅ。


オレは深呼吸した。


何やってるんだ、オレは。


そう自分に問いかけ、自らを責めた。


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