君にうたう
ヤバイ。
ヤバイあたし。
ふぅ〜…
落ち着け、大丈夫。
みんながいるじゃない?
舞台裏でひとり緊張MAXなあたしは、「人」と手に三回書いて飲み込んだ。
「茅衣、落ち着けって!」
宙人が挙動不審なあたしに気付き、肩をぽん、と叩いてきた。
「だ、大丈夫!人って三回書いて飲み込んだし。
あれ?五回やんなきゃ意味なかったっけ?
え、十回?!あわわ…」
パニくるあたし。
「茅衣!とにかく落ち着け」
あたしは宙人に制止させられる。
「後ろには、俺たちがついてる。お前はいつもどおりに歌えばいい。」
まっすぐにあたしを見て言った。
「そうだよ茅衣。ウチラがついてる!」
夏波、亜希、俊平、宙人がはにかみながらピースした。
「みんな…。」
あたしも少し泣きそうになりながら、天に向かってピースした。
ヤバイあたし。
ふぅ〜…
落ち着け、大丈夫。
みんながいるじゃない?
舞台裏でひとり緊張MAXなあたしは、「人」と手に三回書いて飲み込んだ。
「茅衣、落ち着けって!」
宙人が挙動不審なあたしに気付き、肩をぽん、と叩いてきた。
「だ、大丈夫!人って三回書いて飲み込んだし。
あれ?五回やんなきゃ意味なかったっけ?
え、十回?!あわわ…」
パニくるあたし。
「茅衣!とにかく落ち着け」
あたしは宙人に制止させられる。
「後ろには、俺たちがついてる。お前はいつもどおりに歌えばいい。」
まっすぐにあたしを見て言った。
「そうだよ茅衣。ウチラがついてる!」
夏波、亜希、俊平、宙人がはにかみながらピースした。
「みんな…。」
あたしも少し泣きそうになりながら、天に向かってピースした。