ジェネレーションギャップ乗り越えレシピ
「ゆうは俺のこと好き?」


タカトは、よくそうやって尋ねてきた。


あたしは「んー。まぁ」といつも流していた。


本当は付き合う前より、ずっとタカトのことを好きになっていたし、

年下だと思うようなこともなくなっていた。


でも、年下に、自分の全てをさらけだして、甘える気にはなれなかった。
< 8 / 9 >

この作品をシェア

pagetop