恋しぶき〜先生と泳いだ季節〜
「渡先生。」
渡先生は、さっきの古文のテストでうちのクラスの試験監督をしていた。
…てか、試験監督に差し棒は必要ないでしょ!?
さっき、これで私の頭、叩いたの??
「どうだ?テスト、順調か?」
先生はいつもの楽しそうな笑顔で私に聞いた。
「いえ…。古文、やばすぎます。。。」
私はさっきの古文のテストの出来を思い出して、沈んだ声で返した。
すると先生は、ニカッと笑って言った。
「なあ~んだよ、この世の終わりみたいな顔しやがって。言っとくけど、中間テストのある科目は、期末テストで挽回できるんだぞ?」
「へ?」
挽回…って???